WORLD DREAM BASEBALL 2023

コロナで1年延期になりましたが、身体障害者野球の世界一を決める大会を2023年9月に愛知県で開催します。
第4回大会では日本がアメリカから世界一を奪還し、今大会も連覇を狙います。
全国の強豪チームから、ジャパン ドリーム ベースボールチームが選抜されました。皆様ご声援をお願いします。
《日程》
2023年9月9日(土)~10日(日)
《会場》
バンテリンドームナゴヤ (愛知県名古屋市)
《参加国》
日本
アメリカ
大韓民国
台湾
プエルトリコ
《試合形式》
総当たり戦
大会名誉顧問 長嶋茂雄 氏 メッセージ

第5回世界身体障害者野球日本大会が5年ぶりに開催されることになりました。世界中を騒がせた新型コロナウイルスの影響で、2018年以来の開催です。大会開催実現に努力を重ねてこられた関係者の皆様にお慶び申し上げます。
名古屋は今回初めての開催となります。プロ野球中日ドラゴンズの本拠地でもあり、名古屋をはじめ、愛知、岐阜、三重などこの地域は昔から野球熱が盛んなことはよく知られていました。今回の身障者野球にも関心を高める方が多いと思います。
今回の参加国は米国、プエルトリコ、大韓民国、台湾、日本の5か国です。このチームを相手に勝ち抜くにはどうすればよいのか。
3月に行われたワールドベースボール・クラシック(WBC)を思い出して下さい。日本は大会前から”世界一”を目指す、と目標を掲げ熱戦の末、狙い通り、アメリカとの決勝戦を勝ち抜き、14年振り3度目の優勝を決めました。日本列島は久しぶりに野球で盛り上がりました。野球の楽しさ、面白さを改めて知った子供たちも多かったと伝えられています。
選手全員、何が何でも勝ち抜くと強い意欲をもってチーム一丸となったことも勝因の一つでしょう。今年1月に車いすテニスの国枝慎吾さんが2006年世界1位になって17年、最後まで世界1位のまま現役を引退、3月にパラスポーツ界から初めて国民栄誉賞を授与されました。彼は自分のラケットに「俺は最強だ」と書き続けていたといわれます。チームで戦う野球も同じです。選手それぞれが「自分のベストを出し切ろう」と取り組めば、チームの力は必ず向上します。
WBCに続いて第5回大会が大いに盛り上がることを願っております。
大会協賛
日本代表メンバー

山内 啓一郎
監督 背番号5510代の時に神戸コスモスに入部し、コスモス主将、コスモス代表兼総監督、日本代表選手としての活躍を経て、日本身体障害者野球連盟の理事に就任。2018年には理事長に就任し、全国のチームのサポートをする指導者である。

副松 正信
コーチ 背番号54岡山桃太郎総監督。チーム創設当初からのメンバーで、40年を超える経験をもつ。コーチ、監督として、岡山桃太郎を全国大会上位の常連チームに導いた指導者である。

荻巣 守正
コーチ 背番号53名古屋ビクトリーの監督兼代表。東邦高校野球部での経験と50年以上にわたる野球人生をバットに込めて、選手指導・チーム力向上に全てを注いでいる。

笹倉 貴則
コーチ 背番号52神戸コスモスのコーチ。大学時代、学生野球の経験あり。県スポーツ功労賞の受賞経験もあり、過去の世界大会でも日本代表のコーチとして日本の優勝に貢献した。

田丸 祥太
コーチ 背番号51神戸コスモスのコーチ。学生時代は広島の名門崇徳高校の準エースとして甲子園を目指していた。その時の経験を踏まえ実践型指導を行っており、前回の世界大会でも日本の優勝に貢献した。

松元 剛
主将 背番号10走攻守を兼ね備えた頼れるキャプテンとしてチームを牽引してくれる存在。内野手・外野手のどちらもこなすことができ、レフトとサードを守るチームの大黒柱。50歳とは思えない運動量と培った経験で、チームを牽引し優勝を目指す。

早嶋 健太
選手 背番号1前回世界大会MVPであり、俊足巧打のリードオフマン。この5年間で野球人として成長を果たし、優れた投球術で岡山桃太郎を選手権大会で3連覇に導いた。今大会は日本代表の世界一に貢献すると共に、史上初の2大会連続MVPを目指す。

宮下 拓也
選手 背番号2名古屋ビクトリーの捕手として、投手のリードで投手陣をひっぱるだけでなく、試合の流れを読んだゲームメイクができる。また一打で流れを変える打力も兼ね備えている。

槙原 淳幹
選手 背番号3グラブスイッチが正確で速い。左手一本だが、2022年シーズン守備率10割の固い守備と状況に応じたバッティングで勝利に貢献している。また、高校では軟式野球部で日本一を経験しており、的確な指示でチームを熱く導く。

堤 佑真
選手 背番号4神戸コスモスの中心選手の1人として、チームを引っ張っている。マウンドではどんな相手での真っ向勝負するハートの強さを持っている。大きな体に見合ったポテンシャルを秘めている。

田中 清成
選手 背番号5義足であるが、打者の打ち方やバッテリーの配球を見ながら、一球ごとにポジショニングを変えてリカバリーすることで、それをネックと感じさせない動きを見せる。また内外野を抜けるライナー性の鋭い打球を放つ打撃力を兼ね備えている。

土屋 来夢
選手 背番号6千葉ドリームスターの副主将、23歳の若き遊撃手。小学生時代には、ジュニアの日本代表に選ばれるなど活躍し、軽快なフットワークを活かした広い守備範囲とアクロバティックな動きが魅力。打撃では、広角に鋭く打ち分け外野の間を抜くシャープなスイングと瞬足で次の塁を奪うリードオフマン、時にはクリーンアップも担う。

浅野 僚也
選手 背番号7勝負強いバッティングと優れた選球眼を持ち、高い出塁率を誇る。明るい性格でチームのムードメーカーとして、常に先頭に立って声を出し、チームの士気を上げる。

小寺 伸吾
選手 背番号8東海大学まで野球一筋。優れた打力で神戸コスモスの切り込み隊長を務める。守備では、広い守備範囲を持ち、強肩を生かして相手のヒットをアウトにする。走・攻・守3拍子とも一級品である。

中小路 昇大
選手 背番号9神戸コスモスの未来を担う中軸の打者。マウンドに上がると、気迫あふれる投球術でバッターをねじ伏せていく。気合がのった速球の力は期待できる。

藤川 泰行
選手 背番号112022年の全国身体障害者野球大会でMVPを獲得。名古屋ビクトリーの投手として、チームを優勝に導いた。高校・大学野球部での野球経験を投打に生かし、チームの主軸として活躍している。

高月 秀明
選手 背番号18人並外れた強肩を持ち、バッティングをすれば、どこまでも飛ばす。詰まっても外野をこすほどのポテンシャルをもつ。また、チーム随一の器用さを生かし、内野のポジションを幅広くこなす。

井戸 千晴
選手 背番号24岡山桃太郎の副主将としてチームを支えている。バッティングではコンパクトなスイングで広角に打ち返す。守備ではどんな球が来ても後ろに逸らさないキャッチャーとして圧倒的な信頼感を見せる。日本代表として世界一のキャッチャーを目指す。

竹下 祥平
選手 背番号26北九州フューチャーズの元気NO.1。打撃では三振が少なく、多彩な作戦にも動じず確実に仕事をこなす。守備では足のハンデをもろともせず、左右に俊敏なフットワークで華麗にグローブにボールを収める魅力的なプレーを見せる。

飼沼 寛之
選手 背番号29障害者野球界トップレベルの俊足を誇る。その足を生かしたフットワークと瞬発力で広範囲にわたる守備範囲と他に真似の出来ない様な俊足を生かした走塁が魅力。名古屋ビクトリーの守備の要。
第1回合宿・結団式 の様子はこちら
1月29日(日)交流戦・結団式 (会場:坊っちゃんスタジアム)
2023年 1月27日(金)~ 28日(土) (愛媛県松山市北条スポーツセンターにて合宿練習)






