名古屋ビクトリー 小林和久選手『世界に一つだけのグラブ』

障害者専用グラブ製作プロジェクトの当選者 名古屋ビクトリー 小林和久選手に、 The KIS for glove 様より特製グラブが贈られました。

岡山のグラブ職人さんと高校生が中心となり設立されたThe KIS for gloveでは、選手の障害に合わせた特製グラブの発案と製作をしています。
障害者野球では補助具の使用が認められているため、多くの選手が市販品を工夫して使用していますが専用グラブがあれば障害部位への負担が減り、楽にプレイできるというケースも少なくはありません。
しかし試合あるいは練習用に専用グラブを購入しようと願っても、製作してくれる職人さんを探すのも大変ですし、具体的にどういったグラブにすればよいか検討しないといけないなど、高いハードルがあります。
そういった自己負担を軽くし障害に合う工夫をしたグラブを多くの選手に届けたいとの志で活動をしてくれています。
今回完成したのは、名古屋ビクトリーカラーのネイビーでロゴと背番号の入った特製グラブ。
右手のみの捕送球に合った、軽さと着脱のしやすさが特徴。世界にただ一つのグラブで夢を捕まえにいきます。

※中日新聞にも掲載されました。

(2022年6月30日 中日新聞日刊 掲載)